この3月末に退職しました。
20年には少し足りないくらいの年月をひとつの法人で過ごしてきました。
おかげで、いろんな手続き関係がすっかりわからなくなってましたー(^-^;
退職後とにかく早くしておかなければ。と思ったものの一つが
『国民年金保険料の納付』
です。(もちろん他にもありますが、それは別で。)
これ、納めないと老後に響く。
今までの会社員人生ですでに支給要件である「10年以上の納付」はクリアしてますが、過去に納付も免除の申請もせずほったらかしてしまった分があり、既に満額が受け取れない状態でした。
(納付可能期間はとっくの昔に過ぎ去ってます)
『老後』が見えてきているので、これ以上の減額は避けたいところ。
無職になったので、免除の申請をすることももちろん考えました。
が、申請が通って免除されたとしてもそれは「支給要件の10年に組み込みまっせ」ということなんですよね。
免除が通って納付しなかった期間の年金は満額もらえない。
(ここに関しては平成21年4月で仕組みが少し変わっているようですね)
わたしは「年金をできるだけ多く受け取れるようにしたい」のと
「今なら退職金で納付できる」というのがあり、納付することにしました。
マイナンバーカードを作っていたので、退職の翌々日である4月2日に、在宅でマイナンバーカードとポータルサイトを利用して申請しました。
あとは納付するための振込用紙が届くわけです。
4月2日に申請し、納付書類が届いたのが4月21日…ちょっと遅いかな(^-^;
時期的にきっと時間がかかったのだと思います。
で、ここからが大変でした。
送られてきたのは下記の通り。
・国民年金保険料の金額及び納付期限の一覧(案内)
・国民年金保険料の納付についての案内『国民年金保険料 納付のご案内』
・確定申告時のマイナポータルの利用についての案内
・5月~翌年3月まで、11か月の前納の納付書
納付期限:5月末
(正式には「領収(納付受託)済通知書」というようです)
・4月~翌年3月までの毎月の納付書(各月1枚、計12枚)
納付期限:それぞれ対象月の翌月末
・10月~翌年3月までの下半期前納の納付書
納付期限:10月末
・口座振替の申出書
…正直、納付の期間と締め切りに関して、理解するのに時間がかかりました。
ちょっと考えたらわかることなんですけどね(^-^;
前納用の納付書に関する疑問2点
①なぜ1年(12か月)ではなく、11か月の前納になるのか
②下期(10月~翌年3月)の前納納付書があって、上期(4月~9月)の前納納付書がないのか
同封されていた『国民年金保険料 納付のご案内』をよーーーく読めばわかるのでしょうが、開封した瞬間はそこまで頭まわらないですよね~
「前納」は、その対象月の月末までに全額納付しないといけないみたいですね。
例えば、4月~翌年3月までの前納であれば4月末が期限。
でも、郵送されてきたのが4月21日の金曜日。納付期限まで一週間でした。
…え?10日間あるのでは?
と一瞬思いましたが、カレンダーを見て納得。
銀行の窓口に振込手続きに行く場合、翌週一週間(4月24日(月)~4月28日(金))しかない事になるんですね。
このため「受け取ってから納付期限までが短い」と判断されたのでしょう。
つまり疑問①に関しては、4月末納付期限だと、届いてからが短すぎる。
なので納付期限を一か月延ばすために、前納をひと月減らした。なので11か月になった。
…という事のようです。
疑問②に関しては、疑問①と同じ理由で前期の前納が作られなかったようです。
年金事務所に連絡すれば、前期(4月~9月)の前納も納付可能だと思います。
年金事務所は既定のパターンを作成し郵送するようですが、その際、期日がギリギリだったりした場合は考慮して作成しているようです。
さてここからです。(ここまで長っ!)
わたしは「退職金がある今のうちに!」という思いと、
「月で割ったらお得になる!」ということがあり、2年前納を希望していました。
あと「付加保険料」の納付も希望していました。
その為、送られてきた納付書では納付できなかったのです。
年金事務所に電話し、下記の2点
「2年前納したい」
「付加保険料も納付したい」
を伝えると、
「手続きしたいので早急に年金事務所に来てください!」との事。
行きました。年金事務所。
疑問点を確認し、上記2点の要望を伝えました。
イヤな顔せずにお教えいただき、要望についても対応いただきました。
…納付期限一週間という超ギリギリな状態だったので本当に年金事務所にはご迷惑をおかけするこ事になってしまいました…。
疑問点
㋐今からでも2年前納は可能か?
㋑今回の納付だけ付加保険料を追加する、という事は可能か?
㋒前納した後、就職等で国民年金加入者でなくなった場合は?
㋓2年前納を口座振替で納付することは可能か?
(これに加えて、上記の納付書に関する疑問①②についても確認のため聞きました)
㋐23か月なら問題なく可能。24か月なら…ちょっと奥で確認してきます!と言って、席を外されました。(後述します)
ちなみに割引額は23か月と24か月では違います。窓口に行ったこの時点では23か月の割引額は分からない状況でした。が、24か月の方が割引額が大きいのは当然なので、できるだけ24か月でお願いしたかったのです。
㋑可能。
付加保険料は納付するのを決めた時点で申請の用紙を記入提出します。
納付を止めるタイミングで再び年金事務所に赴き、停止の書類を記入提出します…との事。
停止する旨の書類を提出しない限りは、請求され続けることになります。
請求は国民年金保険料にプラスされた状態で請求されるそうです。
わたしは当日その場で申請手続きを行いました。
㋒加入者でなくなった期間の分は返金しますとの事。
国民年金保険料還付請求書という書類が送られてくるようで、こちらを記入提出することになります。
ただし、返金の申請は期限があるので、必ず期限までに申請しなければいけないようです。
期限に間に合わなかった場合は返金できません。…との事でした。
とりあえず返金してもらえるので一安心です。
㋓2年前納の場合の口座振替の申し込み期限が2月末必着だったので、今からでは手続き不可との事。
(振込やクレジットカード払いより口座振替の方が割引額が大きいため口座振替を希望しました。実は初めに送られてきた案内に記載されていたのですが…加入が4月なので、今からでも手続きできたらいいなぁ…と、半分ダメもとで聞きました(^-^; やっぱりダメだった(^-^;)
年金事務所に行ったのが火曜日の事でした。
実質、その週の金曜が24か月前納の納付期限となります。
当日事務所で現金納付…と言われてもいいように口座にある程度入金しておき、言われたらすぐに引き出せるように準備していました。
その場で振込の納付書を渡されたら、帰りに振り込める状態でもありました。
しかし…どちらでもありませんでした。
「明日以降に新たに2年前納(+2年間の付加保険料)の納付書をお送りしますので、届き次第振り込んでください」との事。
当日に納付書を作成することができないようです。
(これは2年前納のせいか付加保険料のせいかはわかりません)
また最近、郵便は翌日には届かなくなっているので、本当に間に合うのか!?と思っていると、年金事務所も同じことを思っていてくれていたようで、
「本当にギリギリなので、速達で送ります!!」
との事。
「ご配慮ありがとうございます!!」と、感謝をお伝えし帰りました。
木曜に速達で納付書が届き、
無事に、国民年金保険料(プラス付加保険料)2年前納することができました。
ちょっと4月最後の一週間はドキドキでした(^-^;
※今回の納付額→396,420円
国民年金保険料(令和5年度)16,520円×12か月=198,240円
国民年金保険料(令和6年度)16,980円×12か月=203,760円
国民年金保険料2年前納の割引額 ▲14,830円
付加保険料24か月分 400円×24か月= 9,600円
上記の合計は→→→→→→→→→→→→→→→→→396,770円
実際の納付額との差は、付加保険料の前納に関する割引だと思われます。
(国民年金機構のホームページに記載がありました)
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